織姫と彦星が天の川を渡り、年に一度だけ会える7月7日(七夕)
短冊に願い事を書いて笹飾りを飾る他に、七夕ではお菓子を配る習慣があります。記事では、七夕に食べる伝統的なお菓子について紹介していきます。
七夕に食べる伝統的なお菓子
七夕に食べる伝統的なお菓子について紹介していきます。
索餅(さくべい)
七夕に食べる伝統的なお菓子には、小麦粉と米粉を縄のように細くねじったお菓子、索餅(さくべい)を食べます。
索餅(さくべい)は、奈良時代に中国から日本へ伝わりました。さくべいの由来は、縄のような形状が天の川に見立てられたことから、七夕の夜空に輝く星々に願いを込めるために食べるようになったという説もあります。
索餅は通販で購入することができます。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
笹団子
笹団子に使われている笹の葉は、古くから邪気を払うとされ、縁起がいい食べ物と言われています。
七夕は梅雨の時期ですので、体調を崩さないようにという願いを込めて、邪気を払う笹が使われている笹団子を食べるという説もあります。
和菓子の羊羹・七夕
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000045479.html
他にも七夕にちなんだ和菓子に、鶴屋吉信が手掛ける羊羹・工藝菓「七夕」(期間限定)
小倉餡と琥珀庵の2層になった羊羹。琥珀庵に星をとじこめた見た目にも美しいお菓子ですね。
金平糖
実は七夕の日(7月7日)はコンペイトウの日でもあります。七夕の日に星の形をしているコンペイトウを食べて、全国にコンペイトウの天の川を作り織姫と彦星が会えるようにとの願いから制定されました。(制定したのは金平糖の製造・販売会社4社で結成した金平糖deつなぐ会)
16世紀末に日本に伝来し、今日まで愛される伝統あるお菓子です。
七夕の伝統のお菓子
七夕の伝統のお菓子について紹介してきました。七夕では、
- 索餅(さくべい)
- 笹団子
- 羊羹
- 金平糖
などのお菓子があります。天の川や星を模した伝統のお菓子を用意して、七夕を過ごしてみるのも良いですね。
七夕にちらし寿司を食べる理由は特にない!縁起のいい具材と意味を紹介
コメント